僕は愛知県出身で、大学進学で上京をしてきてから一度も部屋を借りたことはないです。
そんな生活も無事に2年を終え、3年目に突入。
元々は分かりやすく「Homeをloessってるので、ホームレスです」と自己紹介してました。
余談ですが、TVの取材の際に「ホームレスは社会的に良い印象を与えないので、その設定はNGでお願いします」と言われたことも。
そんな中、ようやく時代が追いついてきました。
僕のような生き方をしていた人は前からいたとは思いますが、「アドレスホッパー」という呼ばれ方で注目されつつあるようです。
便乗して、僕の考えや生き方を記します。
■目次
【理論1】家賃を全部、自己投資。

年始は西アフリカ縦断に挑戦していました。部屋持ってたら予算的に無理だろうなぁ…
都内や関東の大学エリアだと家賃は7万前後くらいはするのではないかと思います。
水道光熱費もかかるし、NHKの受信料とか、家具とか食器とか…
敷金礼金もあるし、一体、いくらかかるんだ…
諸々の費用を含めて月10万円かかるとして、年間120万円。
この金額があれば、世界一周できますね
(僕は高校生の時に135万円で世界一周した)
留学行くかもしれないし、大学中退するかもしれないし。
「だったら、部屋なしでいいじゃん」
そのお金を自分のやりたいことに使おうぜ!
というのが僕の家なし理論のきっかけ。
【理論2】無駄な時間も自己投資

最近は本を読むことに価値を見出せるようになりました。家事する時間があれば本読みたい。
僕は高校まで実家暮らしだったので、家事は苦手なんですよね。
自分の家や部屋があると掃除機かけて、ゴミ出しの日を意識して、トイレに風呂場も掃除して…
貴重な青春の時間が雑用で奪われる…泣
それに自制心の弱い僕は、自分の部屋があるとゴロゴロして、スマホいじって、テレビを観て…で堕落した一日を過ごすことは容易に想像できます。
「だったら、家なしでいいじゃん」
その時間を自分のやりたいことに使おうぜ!
というのが僕の家なし理論の第二の理由
【理論3】人との出会いが加速する

大学入って、たくさんの人と乾杯したなぁ〜。写真は22歳の誕生日。
これは特に大学入学直後はすごかった。

この一言で、「面白いなお前!泊まりに来いよ!」と友達の輪が広がりました。
いわゆる「よっ友」も一晩語り明かしたら、悩みを共にする深い仲になります。
シェアハウスにお邪魔したり、終電を気にせず飲みに行ったり、時間と場所に縛られないので最強。
「あ〜君はもう終電か!帰るところがあるって大変だね」
僕はこの駅の近くで寝床を探すから、終電はないのだ。
これが、僕の家なし理論の第三の理由
現実的に考えてみよ〜のコーナー
実際にそんなことできるのか?と思われるかも知れないので、めっちゃ現実的なことをお伝えします。
意外と安い宿泊できる場所
友達の家でお世話になっているわけにも行かないので、サウナや漫画喫茶で寝ることもあります。
「外で泊まるってお金かかるじゃん」と言われるけど、そうでもないです。
大学の近くの深夜営業ありの温泉は、学割で1600円で泊まれる。

漫画喫茶はジュース飲み放題の8時間パックで1500円。

1人の時間はこうして確保できるし、全然、快適っす。
お世話になってる友人たちには感謝が尽きませんし、僕にできる形でお礼はしている(もしくはしていく)つもりです。
大学ってアドレスホッパーの聖地
シャワーを浴びたい時には…

大学の体育館のシャワー!超快適です
僕の通う大学の体育館では、無料で毎日シャワー浴びれます。
水圧も水量も温度も問題なく、快適です。
無料って言っても、僕のシャワー代は学費に含まれてるんすけどね…うん。
コワーキングスペースとしての機能
充電もできるし、ネットもサクサクだし、無料で本も借りれるし。
帰る家がないので、大学にこもって課題や作業をしていると捗る捗る!
貸しオフィス代も学費に込みですね。
細かいこと
・郵送は友人宅でもコンビニでも受け取れる。
・住民票は実家にあるし、大学に登録してある住所なども実家。
・タオルは水泳用のやつ使えば、一瞬で乾くので便利。
・外食は1食500円とかのレベルなので、部屋を持つことに比べたら実は大きなコストではない
・友人宅では食器洗ったりと、家事を手伝う時間もあったりするけど、それに関しては全然、嫌じゃない。
デメリット・大変なこと
モテない(と思っている)
持ち運びできる服の量が限られるからオシャレに制限が出るし、同様に荷物になる香水とかワックスとかは使わなくなるので。
まぁ、僕のポテンシャルの問題かもしれませんが。
洗濯が圧倒的なコスト
この悩みだけ解決すれば、もう申し分ないレベル。
今は友人の家で洗濯させてもらったり、コインランドリー使ったり、帰省の時にまとめて洗ったり。
僕は実家が7時間くらいで帰れる距離で、向こうでの仕事もあるので、定期的に帰省する際に衣替えはしています。
食事・栄養

1日1本の野菜ジュース!
基本的に自炊する頻度が圧倒的に少ないので、栄養バランスは偏りますね。
1度だけ、かなり体調を崩したことがあって、それ以降は気にかけてます。
外食では野菜を摂ることを意識したり、野菜ジュースめっちゃ飲んでます。
まとめ

セネガルで作ったお気に入りのシャツ。この生活スタイルだと、シワがつくのであまり着られない。
何かを得るということは失うこと。
一方で、何かを捨てる覚悟をすれば、新たに得られるものもある。
僕は部屋なしでの生活スタイルで、発見・成長をする機会に恵まれました。
実際、最初から関東に住んでいたり、もしくは生活拠点が田舎で家賃がめっちゃ安ければ、このスタイルにはならなかったと思いますが…
特に大学生の皆さん、アドレスホッパー(ホームレス)に挑戦してみるのはいかがでしょうか?