絵本「ゆめがないぼく」を出版しました

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旅革命などを運営するJECOから「ゆめがないぼく」という絵本を出版しました。
その絵本への想いや経緯をここに書きたいと思います。

「ゆめがないぼく」とは

大学生の有志6名が作成した絵本です。
今の日本社会においては、「夢」を持つことをどこか当たり前とする風潮があります。特にその夢は職業と結びつけられることが多く、就職活動や総合型選抜(AO入試)の現場で問われることも多いです。

夢をもっていないことが劣等感の原因になっていたり、苦しさを生んでいる例もあります。しかし、もっと多様な形があって良いし、夢のない時期があってもいい。

それを絵本というべきで表現しました。

詳しくは「こちら」をご覧ください。

 

私がこの企画に込める想い

実際に制作をしたのが私ではない6名ですが、この企画の発起人は私でした。

卒論で「近代日本における夢の捏造」というテーマで、日本社会が若者に夢を持つことを強いているのではないかという研究を行いました。夢の歴史を振り返り、キャリア教育に取り入れられるようになった1990年代前半や、就活で夢が問われるようになった同時期(バブル崩壊)に関して文献を通じて触れました。

また、総合型選抜や就活で、夢の捏造が起きているのかどうかを参与観察やインタビューで明らかにすることを試みました。

その結果、やはり「夢は捏造されることがある」という結論に至りました。
また、幼稚園など小さな時からそれが求められているということも感じるようになりました。

絵本を作りたい!という僕の思いを自分ごと化し、実際に形にしてくれた6名には感謝の気持ちでいっぱいです。また、実際に購入したり、手にとっていただいた方々もありがとうございました。

 

自分の幼少期に思いを馳せて

自分の記憶の中でも、幼稚園の卒園アルバムに「将来の夢」を乗せる必要があったことを覚えています。当時、夢のなかった僕は、周りの子達が「ポケモンのサトシ」と答えているのを聞いて、同じように回答しました。

他の子達も同じように思っていたのか、自分の教室の男子の多くの夢が「ポケモンのサトシ」でした。

その時に感じた嘘をついたような罪悪感と、それを「いい夢だね」といった具合に褒められたり触れられたりするのが嫌だった記憶もかすかにあります。

まさに、「ゆめがないぼく」の絵本は、そのような心情を分かりやすく表現したシーンから始まります。その時にこの絵本が身近にあれば、「夢」への印象や心情も変わったものになっていたかもしれません。

 

これからの広がり

この絵本の出版の反響は予想以上で、小学校の朝の会で読み聞かせに使ったという報告や、道徳の教材として使用するという声も聞いています。読み聞かせの際の生徒からの感想を共有していただいたものもあり、嬉しい気持ちでいっぱいです。(個人情報の都合もあり、ここに載せることができないのが残念です)

大学生や大人にも考えさせられる部分は多く、シンプルな内容であるが故に、そこから考えることや物語の余韻もあるようです。絵本ではありますが、夢の捏造が社会から顕著に求められる高校生・大学生にも手にとって欲しいと思っています。

現在はBASEと手売りでしか販売をしていません。
ご縁があれば、もっと広く流通させたいとも思っています。

また、日本図書コードをJECOにて取得をしましたので、今後、私たちならではのメッセージを込めて、絵本・書籍を出していけたらとも思っています。

ご意見・ご感想・ご提案などいただけたら嬉しいです!

 

ご購入はこちらから

『ゆめがないぼく』販売サイト
https://jeco.base.shop/

部数限定販売なので、既にご購入いただけない可能性もあります。
その場合はご了承ください。

タイトル:『ゆめがないぼく』
発売日:2021年3月28日
仕様:210mm×240mm / ニューVマット / 32ページ(見開き16ページ)
発行元:一般社団法人日本教育創造機構
定価:本体1200+税
ISBN:978-4-99119700-0

公式instagram

https://www.instagram.com/jeco_publishing/

実際に読み聞かせをした際の様子や写真を送っていただけると、大変嬉しいです。