※この記事は筆者が大学生(2020年5月)の時に書いています。情報は当時のものであり、一部、現在とは異なる場合があります。
私は高校生の時にバックパックで29ヶ国を旅し、その後も含めると今まで50ヶ国以上に渡航をしてきました。長期の海外渡航をする際の準備で必要なこと、知って得する情報をまとめました。
僕の世界一周を志した動機などはこちらの記事から読めます。
■目次
時間の余裕を持って始めること
予防接種
近くの予防接種が可能な病院へ行き、予防接種の相談と計画を立てるところから始めましょう。
予防接種は複数回行う場合、前後の間隔を空ける必要があります。
そのため、旅の半年前から進めておくことをおすすめします。
訪問予定の地域や期間によっても変わりますし、血液検査等をした際には自分の持っていない抗体を追加で予防接種してもらう事になる可能性もあります。
僕が接種した予防接種
・A型肝炎
・B型肝炎
・破傷風
・狂犬病
・黄熱病(アフリカに行く際は必須)
旅のおおまかなルート決め
旅をする中でルートや日程は変動するので、細かく決める必要はありません。
ただし、予防接種や予算にも影響するので、早めに決めておくのがおすすめです。
保護者・学校への説明
保護者の方も心配されるかと思うので、ある程度、計画が固まってきたら相談をしましょう。
期間や地域などで条件が決められる場合もあるかもしれません。
学校に関しても休学の手続きや費用も事前に調べておきましょう。実習のある場合は休学期間の調整が必要な可能性もあります。また、場合によっては日本の場合は単位習得と就活が上手く終われば、休学せずとも旅をできるかもしれません。
予算の確保
訪問地域、旅に求める快適さ、期間、フライトの回数によって大きく変動します。当然、アジアは安くヨーロッパ・南米は物価が高いですし、ホテルもドミトリーは安く個室は高いです。
多くの場合、100万円はかかるかと想定しておくのが良いでしょう。
クラウドファンディングも候補に入れよう
自分の挑戦を応援してもらうという方法もあります。ネット上でそれを行うサービスをクラウドファンディングと言います。そのサイト上で自分のページを作成でき、クレカ決済なども利用できるので便利です。
例えば、こちらの「キャンプファイヤー」などのサービスを使うと良いでしょう。
海外旅行保険
3ヶ月以内であればクレジットカードの自動付帯のサービス利用がおすすめ。それ以上の場合は、日本の保険会社で契約しましょう。
僕は損保ジャパンで契約しました。その当時のプランは今はないそうです。思ってるより高いと思うので、早めに問い合わせをして見当をつけ、予算との兼ね合いを見ましょう。
僕は旅中に肉離れになり、レントゲンやら湿布、松葉杖等で10万円ほどかかりました。これだけでも元は取れたなぁ苦笑
旅の必需品・用具
パスポート以外は現地でも購入できます。全部を日本から持っていく必要はありません。
特に冬服等はかさばるので、西回りでアジアからスタートする人は、必要に応じて現地購入の方が良いと思います。
僕のバックパックの中身を公開しています。こちらの記事を参照してください。
クレジット(デビット)カードを作ろう
基本的にどの国でも、現地のATMにて現地通貨でキャッシングできます。VISAかMasterCardが良いでしょう。
紛失のことを考え、複数枚のカードを作り、分散して持っておくとリスクヘッジになります。18歳以下の場合でもデビットカードなら作れます。僕は高校生の時はデビットカードでした。
いくつか発行するであろうクレジットカードの1枚に楽天プレミアムカードを持つことを強く推奨します!
各国の空港ラウンジが使えます。年会費は1万円ですが、世界を旅するならその分の価値は間違いなくあります。他社のクレカより安いです。
クレカの申請・手続きの後に、また別途で無料発行可能な「プライオリティパス」の申請をする必要があるので、余裕を持って作成することをお勧めします。
※2024年以降は楽天プライオリティパスの回数制限が設けられました
詳しく別でブログも書いてます。
情報発信の準備をしよう
現地で出会った人と繋がる手段を事前に準備し、また自分の近況を周りに報告できる環境を整えてから旅をすることをおすすめします。
世界中で最も汎用性のあるSNSです。こちらのインストールは必須です。
LINEはかなりマイノリティです。中国が長くなる場合はWeChatも。
海外でも若いユーザーはFacebookからInstagramに変化してきている印象。
プライベート用と分けたい人は、旅用アカウントを準備しても良いかもしれません。(日本よりも激しく投稿をする場合も多く、タイムラインが一気に多国籍になります。)
ブログ
自分の近況報告をする際に、ブログ等で発信すると多くの人に伝えれるので良いと思います。もしクラウドファンディング含めて応援してもらっている場合は、やはりしっかり報告できる環境があった方が良いと思いますし、wordpress等でメディア化して旅する人も多いです。マネタイズをしている人もいます。
僕のこのブログもサーバーとドメインをそれぞれ契約して運用しています。
旅中に使用するサービス
航空券の手配をしよう
世界一周航空券もありますが、特にマイルや航空会社のこだわりがなく安く旅したい場合はLCCを使うことをおすすめします。また、その際の予約・比較サイトのおすすめはこちらです。
スカイスキャナー
旅人利用率No1の比較サイトは圧倒的にスカイスキャナー!見てるだけでワクワクしてくる!
楽天トラベル
スカイスキャナーは航空券比較サイトなので、航空券予約も日本語で安心して行いたい場合は楽天トラベルが良いかなと思います。前述のプライオリティカードを発行している場合はポイント還元率も良いですし。
宿を予約しよう
booking.com
安定の予約サイト!Booking.com
ある一定数を予約するとシルバー会員になって、安宿を予約する際にもちょっとお得になります。
とりあえず、アカウントは作ってみたら良いかも!作成はこちらから⬇︎
hostel.com
僕の中ではBooking.comが微妙な時のセカンドオピニオン的な存在。
一応、アカウントは作っておくと良いかも?agodaもあります。
Expedia
航空券も宿も安心安定のExpedia。経験上、電話対応が他社より早いので、大切な予定の際などに僕はExpediaを使うかも。
移動手段の確保のために
Uber
欧米系では必須です。アフリカでも使えました。
Grab
東南アジアはGrabです。ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピンなどなど。ちなみに、インドネシアはGojet、カンボジアはPassAppが便利です。
そのほか、便利なサービス
カウチサーフィン
宿泊先を探す旅人と、 場所を無料で提供してもよい現地の人とを結びつける、 コミュニティサービス。文化交流を目的としているので、良いですが…トラブルもよく聞くので気をつけて!
Airbnb
民泊です。何かのイベントでグループ宿泊が必要な際に、複数人でビラを貸切にするなどで活躍します。1人旅でも使えます。
こちらからアカウントを作成すると、初回に使えるクーポンがもらえるので活用してください。(5/16時点)5088円のクーポンが使用できると書いてありますが、実際は別途、登録が必要で実際はそこまで多くなかったと思うので先に伝えておきます。
そのほか
国際学生証
学生の場合、大学の生協等でユネスコが発行する国際学生証を有料で作成できます。博物館等に入る際に学生料金で入れます。
場所によっては国際学生証しか受け付けていない場合や、日本の学生証が使えない場合もあるので作成しておくと便利です。
パスポートの増刷
パスポートの新規作成は10日間かかるので注意しましょう。
また、パスポートの有効期限は帰国予定日より半年以上は余裕を見ておきましょう。3ヶ月以上の有効期限がないと入国できない国がほとんどで、国によっては6ヶ月以上必要な場合もあります。
また、多く旅する場合は、パスポートの残りページ数も気になるところ。
パスポートは3000円ほどで増刷できます。つまり、ページ数を増やしてもらえるのです。
WiFiルーターは必要か?
どの国でも基本的に宿やレストランにwi-fiがあるので、ルーターをレンタルする必要はないと思います。また途上国の場合はSIMカードがとても安いので、自分のスマホをSIMフリーにしておけば、現地SIMを入れて使用することが可能です。
SIMフリーにする方法は、各社のホームページから確認できます。
世界一周の準備にお勧めの本!
安全に旅をしてください!
とにかく安全第一で旅をしてください。
現地の情報をしっかりと入手し、テロや感染症の危険があれば今回は諦めるということも大事です。
その上で世界を肌で感じ、楽しみ、またそれぞれの目的を達成できる素敵な時間になることを祈っています。
変わった国へいく際は情報が少ないことも多いです。
もしよければ、こちらの情報を参考にしてください。